2005年11月27日(日)

昨日は仙台市宮城野区の国立病院機構仙台医療センターで入院患者と家族を励ますコンサートという事で、アルバトロスのみなさんと演奏をさせていただきました。たくさんの患者さんやその御親族の方等、たくさんの方に聞いていただきました。

最初クラシックの曲を弦楽四重奏だけで演奏。そして僕が途中から加わり、ドラム、そしてパチカで一緒に演奏しました。

みなさん真剣に聞いてくださり、演奏を聞いて感動して泣いてくださる患者さんも何人かいらっしゃって、何か色々考えさせられました。
患者さんの中には音楽が好きでも退院できず、聞きに行けなかったり、もうどうにならないって方もいらっしゃったのではと思います。
そういう人にとっては本当にかけがえの無い時間だったんだなと思いました。
僕は音楽を演奏する事が自然で仕事で、当たり前の様に演奏をさせていただいてますが、今日聞いてくださった患者さんにとっては、この時間をずうっと前から楽しみにしていて、演奏を聞ける事が本当にかけがえのない時間だったんだなと感じました。

音楽をやっていて本当に良かったと心から思いました。

そして夜はホームパーティーで演奏させていただきました。夜はドラム、パチカに加え、ピアノの曲も４曲演奏させていただきました。演奏は大成功。みなさん心から楽しんでくださったのではと思います。

そして、演奏後は大宴会で、おいしいお酒や食事をお腹いっぱいいただきました。また、みなさんすごくパチカに興味を持ってくださって、熱心に練習をしてくださいました。また、ホームパーティーには色んな方が来ていてすごく勉強になるお話をたくさんしていただきました。お医者さん、舞台監督さん振付師の方やお医者さんや翻訳者の方など。

そして、夜はホテルに宿泊し、昼食をいただいて、今新幹線で東京に向かっています。あっという間でしたが、自分にとってすごく実りある仙台での初演奏になりました。

画像はアルバトロスのみなさんと僕です。