2005年07月09日(土)

写真は広島の原爆ドームです。五月にスパカンの東京、広島、神戸ツアーの時に撮ったものです。僕はそう、広島県の出身で、戦争が大嫌いです。広島はみなさんもご存知のように戦争で原爆が落とされた所です。どういう理由にしろ、戦争を正当化し人と人が殺しあうというのはどうにも我慢が出来ません。しかも、亡くなる大半の人が全く戦争とは無関係の人達ばかり。某国の某大統領をはじめ戦争を賛成している人達にこう考えてほしい。正当化された戦争でミサイルを撃ち込まれ、爆弾を落とされ死んでいく無関係の人達がもし自分の親、子供達だとしたらどうだろう。自分が何をしたわけでもないのに一瞬にして大切な人の命を奪われる。こんな悲しいことはないですよね。戦争とはそういうものなんです。
今は他国の出来事かもしれないけれども、その矛先が自国に自分に向くことがあるかもしれない。人ごとではないですよね。最近テロが相次ぎイギリスでも同時多発テロがあり僕はすごく悲しい思いをしています。自分は何が出来るだろうと考えた時に自分は広島出身だし、人の前に立ち演奏をし、話し、見て聞いてくださる方にメッセージを伝えることの出来る立場の人間であることに気がつきました。大きな事はできないかもしれないけど、少しずつできる範囲で戦争反対を訴えていければと思っています。人と人が殺しあう事の無い、争いの戦争のない日が来る事を望みます。