2006年12月11日の日記
2006年12月11日(月)
昨日は朝、新幹線に乗り、弦楽四重奏のアルバトロスのみなさんと仙台へ。
仙台に行く途中新幹線の中から見たのですが、郡山(コオリヤマ)、福島辺りでは少し雪が積もっていました。この冬、初の雪ににちょっと感動しました。仙台でも積もるほどではなかったですが、降っていました。
仙台駅に到着すると、すぐに迎えの車で一回目の演奏会場の国立病院の『仙台医療センター』へ。食事をいただき準備をしてすぐに演奏開始♪♪
今回の演奏の流れは、まず、バイオリン×2、ビオラ、チェロの弦楽四重奏でクラシックを幾曲か演奏。その後、僕がドラム、パチカ、ピアニカで加わりポピュラーやジャズ、クリスマスソング等を演奏。約1時間の盛り沢山なステージでした!!
聴いてくださったみなさん々は、大変に喜んでくれてました。色々直接、感想や、お礼の言葉等をいただきましたが、その中のエピソードを一つ。
入院されている男性の奥さんとお子さんが演奏を聴きに来て下さって
『お父さんが入院したお陰でこんな素敵なコンサートを聴く事ができました。』と言ってくださったんですね。これだけじゃあわかり辛いですが、つまり、夫が入院すると家族としてはやっぱり大変なわけです。でも、大変な事もいっぱいあるけど、でも、お父さんが入院してたから、このコンサートを聴く事ができた。そういう事なんですね。
患者さんご本人は本当に辛かったり、大変だったりが、あると思います。そしてもちろん、支える家族も。
でも僕たちの演奏が、患者さんに、そして支える家族にも届き、微力ながらも何か少しでも喜んで貰えたり、力になれたなら最高です。
演奏終了後、すぐに二箇所目の『光が丘スペルマン病院(ホスピス)』で演奏しました。ここでも大変に喜んでいただき、自分のやっている音楽、仕事の素晴らしさ、責任の大きさを改めて感じました。
そして、移動し、今度はとあるお宅でのホームパーティーで演奏させていただきました。このホームパーティーでは一年振りにお会いした方々も沢山いて、再会を喜んだり、懐かしんだりしました。
また、ホームパーティーならではですが、曲間に、演奏者に曲について直接質問したり、リクエストをいただいたり、聞いてくださる方とすごく近い距離での演奏となりました。
演奏が終わるとおいしいお食事、お酒を沢山いただきました。おいしかった。
そしてホテルに移動終了。
今日は移動日でまた新幹線に乗り帰ってきました。なんか、あわただしい二日間で、昨日新幹線に乗って今日新幹線を降りるまで密度がこいあっというまの時間でした。
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