ドラム&パチカ:鈴木庸祐公式Webサイト

2005年10月05日の日記

2005年10月05日(水)

blog photoジャズピアニストの鈴木俊祐君とのリハーサルを今月15日にすることが決まりました。っというわけで、その日に演奏できるよう、自分の曲の譜面を今日2曲書きました。曲は出来ていても譜面を作っていない曲が結構あるので、みんなで演奏できるように少しずつ譜面にしていきます。

少し見づらいですが、写真を見ていただくとわかると思うのですが、譜面はすごくシンプルです。曲名とメロディーとコード位しか書いていません。なぜかというと、ジャズの面白さというのはですね、アドリブなんです。どういう事かというと、僕が書いた譜面(曲名やメロディー等)というのは、人と話をするときのテーマみたいなものです。
例えば、仲間と夕日について語ろうってなった時、みんな夕日について、

『富士山から見た夕日は最高だったぜ』
『いいねぇ、見てみたいよ』
『オレが見た海に沈む夕日も良かったぜ』
『でも、夕日もいいけど朝日もいいよね』
『っていうか、オレお腹空いたよぉ』
『んじゃさぁ、今から食事して、その後で夕日を見に行こうよ!!』
『いいねぇ、賛成!!』

のように話がどんどんはずんでいきますよね。それと一緒で、曲名(テーマ)とそれをイメージしたメロディーとコードのみで、音で会話をしながら、曲を作りあげていくんです。
朝日がいいとか、お腹空いたとか、関係ない事を言ったりするように、音でもそういう表現をしたりもします。
だから、同じ曲でも、その日の気分、その日のメンバーで違ったものになったりします。それが生きた音楽、ジャズの魅力であり、楽しいところでもあると僕は思います。

まだ、ライブ等詳細は何も決まっていませんが、早くみなさんに聞いていただけるように頑張りますね♪♪

ちなみに一緒に写っているグラスの中身はウィスキーです。僕の中で、ウィスキーを飲みながら曲を書くっていうのをどうやらカッコイイと思っているようです(笑)

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